こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「芸事カテゴリー」にて投稿したいと思います。
上野で「古代ギリシャ展」を体験してきました。
だからどうしたんだ!と言いたい題名ですが、疲れるほど感動を覚えてきました。
何が疲れるかって、展示品が多い事。
これ以前に「アフガン黄金展」にも足を運びましたが、明らかに「古代ギリシャ展」の方がボリュームがありました。
何気に興味をそそられる展示でありましたので、早く行きたかったのですが予定が取れない。
いや、「怠惰」であるのですが、その「怠惰」が思わぬ事態を。
「国立西洋美術館」が 世界遺産に登録された。
これは記念すべき事だが、それだけ上野に人があふれる事を意味する。
ただでさえ、いつも物凄い人波みなのに。
タイミングのすごい所で「古代ギリシャ展」に向かった訳です。
はい、すごい人数でした。
2時間以上をかけけ、素早く見終えてきました。
そうです。2時間以上をかけて、素早く見終えてきたのです。
まぁ、足を運べるのでしたら、行って損はありません。
入場料以上の価値が、物凄くあります。
写真を撮ってこれないので雰囲気は説明出来ませんが、紀元前4500年~1世紀頃までの展示物がズラリと並んでいます。
紀元前1000年以上の展示物も多かったですが、紀元前700年~紀元前300年ぐらいのものが多数に展示されていた印象を持っています。
photo credit: The Artemision Bronze / Zeus via photopin (license)
(写真はポセイドン)
こんなような「彫刻」や「石像」や「壺」や「金細工」がずらりと並んでします。
間違いなく、歴史的な存在の圧倒感を感じる人達は多かったはず。
私の言葉で申しますと「波動」が凄い訳です。
その「波動」は「時代」を超えて、出続けていているエネルギーです。
この「波動」の正体は、何回も投稿の際に話していますが「作品」に対する「真剣さ」です。
人間が「真剣さ」を持って接すると、それは何千年の時を経ても「美」を失う事がないのです。
この「美」を閉じ込めるのが、そこに「生命」を描き続ける事ができるのが、芸術家が行う「真剣さ」です。
そして「想像力」という芸術家特有の力を使いまして、「真剣さ」の中に描きます。
「怠惰」的な「遊び」の中には持たされない「美」は、こうした歴史という時間を無視するかのように、時代に残り続けるのです。
だから、「ミロのビーナス」は農民が畑を耕している時に発見しても、一切の「美」を閉じ込めたまま、圧倒的な存在として現れてしまうのです。
その圧倒的な存在の群れを「古代ギリシャ展」にて目にしますと、やはり感動を覚える訳です。
展示される存在群は、直接に触れる事は出来ませんが、その雰囲気を触れて堪能できます。
数千年の時を経過した「石造」からは、過去の人々が敬礼していたように、同じ畏敬の中に入れます。
天上を見上げれば、同じ感覚の人もいたでしょうが、色々な時代が渦巻いています。
この「古代ギリシャ展」は、かなり「力」の入れ様を感じる場所でした。
必ず、見えない部分かもしれませんが、人生の何かに役に立つ「波動」が満ちています。
宣伝ではありまえんが、足を運べるのでしたら、お勧めする「古代ギリシャ展」でした。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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