こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「芸事カテゴリー」にて投稿したいと思います。
パブロ・デ・サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」です。
photo credit: Paseo de Saraste, Pamplona via photopin (license)
天才ヴァイオリニストと言えば、このブログでも「パガニーニ」に少し触れています。
「イングヴェイ・マルムスティーン」の所でした。
さて、スペインは19世紀から20世紀の初めに、やはり最強系のヴァイオリニストが存在しました。
その名こそ、「パブロ・デ・サラサーテ」です。
「サラサーテ」の名曲と言えば、「ツィゴイネルワイゼン」です。
この曲の詳細は、ネットに詳しく書かれれいます。
(また、手抜きをします。)
こうした芸術作品は、間違いなく人間に影響を与えます。
それは、「浄化」であり「いやし」であり、「情念」であったりします。
人間の、出来うる限りの世界が情緒豊かに表現されています。
だから、その情緒の中に、自分を投影し始めるのです。
音だけを聞くのではなくて、その演奏されている空間の気配(けはい)の中に入り込みます。
そこには「音」だけが響いているのではなく、そこの、ひとつ場所という情景、状態が「音」を提供しているのです。
だから、こうした舞台芸術は「音」だけを楽しもうとしてはいけません。
情景が合わさって、まさにそこしかない「音」として現れてきます。
そして、人間の歴史に残る物には、必ず「真剣さ」が乗り移っています。
それは「芸術家」が「魂」を現実に現わすからです。
「真剣さ」がない物は、永続的な価値を見出しません。
だから、歴史に残る「芸術作品」には、大変な価値があるのです。
なんて、堅苦しい口調で書いていますが、私は演奏者である、芸術家の「真剣さ」も見てほしいのです。
「サラサーテ」の曲に対して、しっかりと生命を現わしていますでしょ。
だから、聞く人が生きてくるのです。
芸術家とは「遊び」で行っているのではなく、「真剣さ」を持って行っています。
それは「魂」を宿しているのです。
その影響を聴衆が聴くとき、その「曲」の中にある生命に同調できるのです。
なんて、堅苦しい口調で書いていますが、こうした口調は「アラン哲学」の影響ですので、ご勘弁を。
良き物は歴史に残ります。
けっして、お金儲けの為に残っているのではありません。
精神の成長を促すものでもあります。
たまには、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」を聞かれるのも、宜しいかと思います。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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