ジョン・デューイの言葉 「道具主義」

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

本日はジョン・デューイの言葉「道具主義」について投稿しようと思います。

私が知って貰いたい偉人に、このジョン・デューイが上げられます。

 

medium_5123595436

photo credit: Psychology Pictures via photopin cc

 

この方は、アメリカ合衆国の哲学者であり、教育哲学者でもあります。

特に力を入れられたのが、「教育」についてでした。

 

彼は、「プラグマティズム」というアメリカ発祥の哲学を受け継いだ方です。

私がブログ内で度々に語っています「道具主義」とは、この「プラグマティズム」発生の言葉です。

そして、この「道具主義」という言葉こそ、ジョン・デューイの言葉です。

 

以下のブログで、詳しく易しく丁寧に語られていました。

http://ameblo.jp/yama-kazu777/entry-11367317741.html

 

私がデューイの本を読んだのは、もう20年以上前の事です。その時から画期的だと思いました。

 

人間の思考というものを、道具として捕らえるのです。

 

今までの哲学ではありませんでした。

それこそ、難しい言葉を羅列して、真理を見出そうとするような作業です。

しかし、我々の思考が道具であるなら、道具の使い方を理解すれば良いのです。

科学も宗教も、人間が扱う道具です。

つまり、自発的に行動できる契機を生むのです。

 

こうした特性は、主に教育の面で有効です。

子供が自発的に問題の解決を行えるように教育を行うのです。

それは、社会全体にまで及ぶものです。

社会が不安定要素を持つ要因にあるのが、自発的に問題を解決できないからです。

自発的に問題を解決する事が出来るようになれば、社会は安定します。

彼の登場が及ぼした影響は、本当に大きかったと思います。

 

プラグマティズムという哲学の基本は「行動」という動作になります。

常に「行動」の中に、「思考」を持ってくる哲学です。

それが社会にうまく導入してゆき、しかも理解しやすい。

故に、私が進める哲学者の1人です。

 

プラグマティズムという哲学で有名な人物は、このジョン・デューイ以外にもいます。

それが、「パース」と「ジェームズ」です。

 

「パース」の生涯は気の毒だったと思います。彼は「記号学」に近い方でした。

プラグマティズム哲学の基礎の過程を作った方でしたので、日の目を見ませんでした。

いずれ、紹介できたら投稿したいと思います。

 

哲学は難しくあってはいけないと思います。

誰もが理解できて、良く生きる為の知恵となる事が大切です。

まさに、ジョン・デューイは、その人であったと思います。

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。