摩利支天 「オン・マリシエイ・ソワカ」

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

今回は「摩利支天」について投稿したいと思います。

東京は上野の御徒町に「徳大寺」というお寺が御座います。

 

こちらのお寺は「摩利支天」を祀っています。

 

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私は数回程度しかご参拝をさせて頂いた事がありません。

しかし、とある人が「幽霊」に付かれたらしく、このお寺でお払いをして頂いたそうです。それ以来、つき物が取れたと言っていました。

こちらのお寺に行けば解ります。やはり、しっかりとお仕事をされているお寺です。

その気迫と言いましょうか、私は感動します。

 

さて、本題の「摩利支天」ですが、元はインドの神様で「女神ウシャス」であるそうです。

何でも、夜明けの光を神格化した神であったようです。

その為、闇夜を照らし、生命の活動を呼び覚ます神であったようです。

 

おや、「陽炎の神」ではないのでしょうか。

「摩利支天」の(Marici)という部分の訳が(陽炎)・(威光)と言うようです。

よって、「陽炎」を司る神になったのでしょうか。

 

「陽炎の神」である為、傷つく事もなく、敵に見える事もない。無事にご守護を頂ける神様になります。

 

「摩利支天」のご真言ですが、「オン・マリシエイ・ソワカ」と言います。

私がこの御真言を唱えるのであれば、その「陽炎の神」の特性を理解してご守護を願いながら唱えるでしょう。

しかし、本来は(威光)の神様です。

その(威光)は、闇夜を打ち払う力を持ち、生命活動の基本となるものです。

 

その為、ご真言「オン・マリシエイ・ソワカ」を続けて唱えるのであれば、

まさに闇夜を打ち払う、「威光」の中に自分がさらされ、「陽炎」の特性に守られていることを感謝するような気持で唱えると効果的かもしれません。

 

こちらのお寺に行くと思うのですが、とても単純に「厄除けの神様」と感じれないのです。

戦国時代は、武士が敵に切られないように、その「陽炎」の特性(つまり見えない、切れない)を尊び、祀ったと聞きますが、私にはその「公徳」だけとは感じ得ないのです。

 

それ以上に、力強さを感じるのです。

 

土地の気や周囲の人の信仰心や、お寺の方々の毎日の行いがそのまま現れているのでしょう。

このような場所に参拝できる事は有難いことです。

どうぞ、上野は御徒町に何か用事が御座いましたら、足を進めて頂きたい場所です。

 

「摩利支天」のご真言である「オン・マリシエイ・ソワカ」を心に携えて頂きたい。

何かあなたのお役に立つ「何か」があると思います。(無かったらゴメンナサイ。)

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。