府中の市杵嶋姫命(イチキシマヒメ・弁財天)

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

今回は、府中の市杵嶋姫命(イチキシマヒメ・弁財天)について投稿したいと思います。

 

市杵嶋姫命?と思われる方は多いと思います。木花咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)なら知ってるぞ!という方が多いと思います。

さて、府中の市杵嶋姫命は大国魂神社にいらっしゃいます。

(御拝殿の写真です。)

 

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元は市川にあった市の神社を、御本殿から辰巳南東の方向に遷座されたので「巽神社」という社号がついています。

 

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私はよく、この場所に足を運ぶんです。願い?というよりは、神気を感じていたいのです。ただ、合掌して「瞑想」をするような。

私は感謝するんです。よくも私のような者の参拝を受け入れてくれると。

そして、私の中に呼びかけるように、自分の中に言葉が出てくる。

それは、落ち着いてご参拝できて、感謝以外ないから出てくる言葉です。

初めてこの神社にご参拝した時は、怖い気が致しました。

何か、ただならぬ気を感じるのです。

しかし、何故か気がかりになり、ご参拝を続けております。

雨の日も、暑い日も、雪の日も。もう何年になるでしょうか。

神社の巫女さんに「神社の写真OKでしょうか?」と聞きましたらOKでしたので、

今回、ブログに投稿しようと思いました。

 

ちなみに市杵嶋姫命は一般的には弁財天としても知られています。仏教で水の神様である弁財天と習合したのです。

オン ソラソバ テイエイ ソワカ)は弁財天のマントラです。

ちなみに、日本で有名な弁財天に「とろ弁天」があります。

http://ryohoji.jp/top.html/

 

本来は、御利益等をご説明する必要があるかもしれませんが、私が感じる参拝は、逆なんです。ただただ、ご参拝させて頂いている事に、まず感謝します。

何故なら、自分が歩んできた人生で、そんなに受け入れてくれる世界はなかったからです。又、自分は自己中心的で、汚れすぎた人間であるとも思っています。

だから、参拝には注意も払いますし、参拝させて頂いたら感謝します。

 

私は神社ならどこでも良い!という人間ではありません。

例えばですが、埼玉県の大宮に「氷川神社」という大きな神社がありますが、何故か

好きになれません。ここは凄い神社ですよ。それは解るのですが。

 

府中の大国魂神社は、私的には本当に落ち着いた神社です。杜です。

安らかさを感じます。

 

(帰り道の写真です。)

 

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どうしてこんなに穏やかな神社なのでしょう。確かに心が穏やかにあれば、それは何物にもかえられませんよね。それを痛感させられる神社です。

 

さて、市杵嶋姫命は弁財天と習合しています。弁財天はインドでは「サラスバティ」と呼ばれています。さらに言えば、「ガンジス川」です。

そこには何の富があるでしょうか。

「ガンジス川」で体を洗いながら「お金儲け」を考えている人が何人いるでしょうか。

聖なる聖域へ足を踏み入れて、私はただ感謝するのです。

最近ですが、私の中に見えた言葉です。

 

「私を見つめなさい」

 

「私」とは、私(自分)を見つめている「あなた」の事です。

あなたに降りかかる、様々な悩みに対処する方法があります。それは「私(あなた)」を見つめる事です。

問題を見つめるよりも、あなたを見つめてください。

あくまで、これは困っていたらです。

あなた=私であり、私とはあなたであります。それは神様を通じて感じるイメージでも良いと思います。

神様を見つめて(想い)、又は神様を見つめている、その「私を見つめる」のです。

あくまで、これは困っていたらですよ。

 

市杵嶋姫命をご参拝させて頂いた時に、ふと感じた言葉です。

これが、今の自分を救ってくれている言葉でもあります。

「自拝」とまでは言えないのですが、ただ「私」を深く掘り下げず、感じるように見るのです。

そこには、悩みではなく、落ち着いた自分しか見えません。

 

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市杵嶋姫命は、平凡な神様ではありません。

安政4年(1857年)に五雲亭貞秀により「出雲国大社集神」という絵が描かれています。↓

http://pds.exblog.jp/pds/1/201104/16/01/c0072801_434068.jpg

この絵を見て頂けると解ることは、中心の「天照大御神」の左側に描かれているのが、市杵嶋姫命です。

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今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。