こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「プチ神事カテゴリー」にて投稿したいと思います。
神社で、良く見かける光景がございます。
拝殿にて、手を鳴らす「柏手」です。
「柏手」ですが、手を「パン、パン」と鳴らします。
なぜ、「手」を鳴らすかと言えば、「祓い」を行うためです。
「よどんだ悪い気」は「パン、パン」と響かさせる音により散ってしまうようです。
手を「パン、パン」と鳴らして、その場を浄化しているのです。
うまくいえば、「魔(邪気)」を取り除いているのです。
「パン、パン」という音で、滞る気配を一掃するのです。
その為、本来は景気よく響かせるのが良いのです。
これは、「鐘」も同じ事です。
「鐘」を鳴らして「魔(邪気)」を取り払うのです。
部屋の中で、よどんだ空間を感じるなら、その空間に手を「パン、パン」と鳴らします。
もしも、その音が良くない(響きが悪い)のであれば、空間がよどんでいます。
ここで景気よく、はりきって「お経」でも唱えれば、空間のよどみは無くなるでしょう。
いや、「お経」でなくても取れます。
手を「パン、パン」と鳴らして、その空間の「魔(邪気)」を祓えば良いのです。
もちろん、掃除や空気の循環が何より必要です。
しかし、妙な気配を感じるなら、手を「パン、パン」鳴らして祓います。
他では、車のタイヤがパンクしたりする音でも良いのでしょう。
しかし、それは少し大変な事なので、人間の体から発せられる「柏手」にて、手を「パン、パン」と鳴らします。
さて、空間だけに「悪気」がある訳ではありません。
「悪気」は色々な場所にあるでしょう。
「怖いお兄さん」が近寄ってきたら、怒鳴り返す勇気が必要かもしれません。
「魔(邪気)」を祓うとは、まずはビックリする「音」のなです。
体の中で、もしも悪い部分があるのであれば、「パン、パン」という音を患部に注ぎます。
体内の「悪気」を無くすと言うよりは、祓って散らすのです。
もちろん、手を「パン、パン」と鳴らす場所が無理という箇所もある為、それは応用されると良いと思います。
また、音は「ペン、ペン」でも良いのです。
ただ、何でもそうですが、やり過ぎには注意です。
手を鳴らす「柏手」の効果は、このような特性をもっています。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。