嫌な事は水に流す (自分と自然のかきねを消す)

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

今回は「日記カテゴリー」にて投稿したいと思います。

 

このブログを続けていまして、どうも「ネガティブ」な事ばかり投稿してきる気が致します。

この「ネガティブ」を取り除く方法は様々ございます。

 

おそらく、一般的な「ネガティブ」を取り除く方法は「他人に八つ当たり」ではないでしょうか。

 

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これは人間、誰しも自然に出来てしまう不思議な方法のひとつです。

どうしても、人間は「悩み」を持ちますと、その「ネガティブ」な想いを他人と共有しようとします。

例えば「恋人同士」であったり、「先生と教え子」であったり、他者に対して「想い」を流し始める事が良くあるわけです。

 

人間の世界ですから、これには問題を感じないと思います。

 

しかし、その「ネガティブ」な想いを他人と共有すると、その他者も「ネガティブ」感を少しでも持つと言うとこになるのです。

すると、「ネガティブ」が広がってしまいます。

 

古来より、「嫌な事は水に流す」という言葉があります。

 

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確かに、「水」の流れの中に手をかざしますと、清々しい気分になります。

 

これはポイントなのです。

 

両手の力を抜いて、学校の体操で習ったように、手を「ブラブラ」させてみて下さい。

ヒジを少し曲げて、手首も「ブラブラ」させるようにしてみて下さい。

30秒ぐらい、しっかり「ブラブラ」させてみて下さい。

 

終わりましたら、「ストン」と両手の力を抜いてください。

「ストン」と落ちるはずです。

 

その時の、両手の感覚を見てほしいのですが、いつもと両手の感覚は違うはずです。

自分の体と「外」の「かきね」のような感覚がなくなっていると思います。

 

しかし、しばらくすると、自分の肉体の感覚に戻るでしょう。

 

この両手の「ブラブラ」は「変性意識」を作り出す方法にも用いられますが、自分と外界との「かきね」をなくす、ないと言う感覚を理解する為に行います。

 

自分と外界との、意識的な「境界線」が無くなりますから、自分の外の「自然」と「同体」であるという感覚になります。

 

人間が、いかに「ネガティブ」な想いを他者と共有しようとしても、実際のところはうまくゆかない事があります。

 

この世界に発生する現象は、確かに人間を中心に見えるかも知れませんが、人間は自然の影響の中で生きているのです。

 

決して、人間だけで「傷」をなめ合っていても、何故か解決を見ない事があるはずです。

そんな時には「ネガティブ」が留まらないように、別の自然の中に返すのです。

 

「嫌な事は水に流す」という言葉の通りです。

それは「水」にしたされている時には、自分と自然の「かいね」が見当たらないはずです。

 

自分の「ネガティブ」を他者だけに流さず、自然の中に溶け込ませる事も必要です。

 

なかなか、そのような心が落ち着く環境は見当たらない現代ですが、わずかな木漏れ日の中に、心を添わせる事に落ち着きを覚える季節であります。

 

私達は、つい無理を可能にしてしまい、体が悲鳴を上げた時に、やっと理解を働かせるものです。

 

自分の体が自然の中に溶け込むように、自分と自然との「かきね」を無くした世界の中に落ち着き、「ネガティブ」な気持ちも、そっと流れてゆく感覚の中にいたいものです。

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

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