「反省」は脳構造を修正する唯一の方法

 

 こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

本日は「思想カテゴリー」にて投稿します。

 

今回は「反省」は大切な行為ですよというお話です。

私は、一般的な「道徳行為」に見られる「反省」を語ろうとはしていません。

もっと、人間の構造面から見た「反省」について投稿します。

 

01CLP10277

 

 

「脳科学」の面から見てみます。

私達は「家庭」や「学校」や「社会」から、様々な事を学んでおります。

「学問的」な事であったり「精神的」な事であったりです。

 


ただし、その場所で経験する事柄は「脳」が働いています。

そして、ここが大切な所です。

 

01ILM28086

 

「脳」は一度記憶すると、2度目は記憶する活動を止めてしまいます。

 


理由は、「脳」が「怠け者」だからです。


こうした理由から、人間という存在は、同じような行動をして、同じような失敗を繰り返すのです。

 

同じような失敗を繰り返しますと、それが「精神的」な問題と思い込んで、「道徳」や「宗教」などの教えを頼ろうとします。


しかし、自分が失敗を繰りかえす構造が「脳」にあるとしたら、「精神的」な修行を繰り返しても無駄です。

 

親しい友人の助けを借りても無駄です。

「脳」という機能が、一度覚えた行動を修正しようとはしないからです。

 

そして、誰しも「自分は間違っていない」と思い込むはずです。


この「自分は正しい」と思い込む理由も「脳」に見られます。

 


この「脳」の機能を改善しない限り、実は「成長」も「進化」もない訳です。

そこで、唯一ですが、「脳」の機能を改善する機能があります。


それが「反省」なのです。

 

「反省」の機能は、「脳」が一度しか覚えようとしない行動に対して、唯一「修正」を与えます。


その為、この「反省」する機能は大変に重要なのです。

 


ところが、人間の特徴で「反省をしない」という構造があります。

 

01CLP21069

 

 

これは人間が「自分の事」しか考えないからです。

自分に都合のよい「説教」や「道徳」や「宗教」に目を向けて、自分を救おうとします。

とにかく、今の現実に対して「反省」を無視して「打破」する現実を求める傾向に出ます。

 


これを行っている限り、「反省」の機能を活動させる事が出来ません。

 

大切な事は、人生に問題が降りかかり、「他人のせい」と思考を巡らせるよりも、「自分が悪い」と「反省」を繰り返すのです。


今、あなたに問題が降りかかっているとしたら、それは「あなた」が影響して発生させている事です。

けして、他者だけの問題ではないのです。

 


あなたが「反省」を受け入れる事で、あなたの「脳」の機能は改善して「修正」を与えます。

すると、あなたが「精神的」に苦しんで解決を模索していた方法は、実はまったく無意味であり、別の方法があった事に気付きます。

 

それは「ピストル」から「マシンガン」に変わったような変化です。

 


人間の「脳」は1度しか覚えない機能に対して「修正」を加えて、「マシンガン」のようになるのです。


「反省」はつらい事ですが、自分の体に新しい「機能」を与えます。


これが「反省」を行う大切さです。


「反省」を繰り返しますと、本当に人格が変化してゆきます。

 

「反省」は大切な行為ですよというお話でした。

 


今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。