こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「神様カテゴリー」にて投稿したいと思います。
6月が近いので、「大祓詞」についてです。
(大幅に読みやすいよう、文章を改装しました。)
今回の投稿は「①」と「②」の2段階で投稿したいと思います。
今回「①」では、「大祓詞」の概略について簡単に述べたいと思います。
次回「②」では、「大祓詞」の全文に対して、「訳」をつけて述べます。
↓
http://mahakara.blogspot.jp/2015/04/blog-post_39.html
国立国会図書館ウェブサイトからコンテンツより転載
(http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1035495 大祓詞新釈 神崎一作 著 P3~P6より抜粋)
もう、「大祓詞」と言いますと、様々な著作物がございます。
古代では(「中臣之祓詞」「中臣祭文」「中臣祓詞」)、近代に入りまして(「大祓詞解」「大祓詞古訓」「大祓詞後釈」「大祓詞新解」「大祓詞正訓」)。
(参考書 大祓講義 今泉定助)
現在、出回っている「大祓詞」と言えば、神社庁が発表しているものです。
いわゆる「中臣之祓詞」と言われる古代の物との違い、文中に省略されている箇所がございます。
それは「罪事」についての記述です。
今回の、私の投稿におきましても「罪事」を省略した「大祓詞」を掲示させて頂きました。
今回の投稿します「大祓詞」が基礎的なものであると理解して頂けると、様々な形式の「大祓詞」に対応が出来ると思います。
さて、「大祓詞」の中身は、どんな物であるかです。
簡素に表で現わすと、このような形式で示せると思います。
基本的には、この4段階で示された物であると思います。
①
初めの「①」において、「瓊々杵尊(ににぎのみこと)」が天上界から地上に降りてきて、統治する内容が展開されています。
「高天原」にて、神々が集められて会議が開かれました。その会議の内容は「瓊々杵尊」が、実り豊かな大地を切り開く事でした。その為、「瓊々杵尊」は様々な困難(奥さんの事を含め)立ち向かいました。
しかし、現実的な事を申しますと、「高天原」(現在の宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井)あたりに拠点をもつ皇族軍が、本土へ侵攻してくる様子です。
皇族軍が進行する「豊葦原の中の国」と言われる場所には、様々な軍勢がおりました。その代表格が「大己貴神(オオナムチ)」である「大国主様」です。
photo credit: 出雲大社 Izumo Oyashiro shrine via photopin (license)
それは強大な権力者であったそうです。(参考文献 上代神都高千穂研究資 P43)
何とか説得して、その他の軍勢も淘汰してゆきます。
皇族軍は、倭国を平定してゆきます。
②
次の段ですが「②」において、「神武天皇(神武天皇)」以降の治世が描かれております。
神事における「祓い事」が、朝廷内の政務として行われます。
この章では、特に「罪事」について触れられます。それは、様々な罪事についてです。
(今回、私の投稿では、この部分を省略した「大祓詞」を掲示させて頂きました。)
そして、この章では、「天津祝詞の太祝詞」が出てきます。
この「太祝詞」と言うのが、古来より謎とされています。
私的には、「天津祝詞の太祝詞」は「大祓詞」自体であると思っています。
「太祝詞」については、また別の投稿機会で、述べてみたいと思っています。
③
次の段ですが「③」において、神事で「天津祝詞の太祝詞事」を行うと、どのような効果が発生するのかが描かれております。
あらゆる、罪事が消されてゆく様を描いています。
④
次の段ですが「④」において、実はこの部分が一番の「肝」の部分です。
私が「私が思う「天津祝詞」の意味と効果 ③」で投稿しました、祓戸の大神(はらえどのおおかみ)である四神が登場します。
この「祓戸の大神」の効果によって、罪という罪は無き事になるのです。
photo by #46 祓戶大神御手洗,感覺不懂亂拜者不少 / Agnès Ching
「祓戸の大神」は「瀬織津比売」「速開都比売」「 気吹戸主」「 速佐須良比売」の四神です。
いずれも「水」に関係しています。つまり、罪人であれば「流刑」です。無き者になる訳です。
こうした事柄を、「大祓詞」という呼び名でまとめられています。
「大祓詞」は、かなり難しい言い回しで説明されていたりします。
解釈は様々ですが、私は簡素であって良いと思っております。
この「大祓詞」は、元来は神事に付く者が、その参列者に言い聞かせる物でした。
そして6月と12月に行われる神事であります。
「大祓詞」は、難しいものではありません。次の投稿②で、ぜひ、簡素に実感してみて下さい。
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http://mahakara.blogspot.jp/2015/04/blog-post_39.html
全文を一気に訳つけても、読みずらいので、次の投稿では「4段落」に分けて説明しております。
簡素でよろしいのです。
「大祓詞」は、様々な言い回しがあります。まずは、簡素にご理解ください。
暗記の必要はありません。
読める事が、大切です。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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