私が強く伝えたい「棲み分け」思想

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「思想カテゴリー」にて投稿したいと思います。

今西錦司博士の「棲み分け」についてです。

 

さて、この思想を語る前に、つらい世の中の出来事のひとつを述べたいと思います。

「平成生まれの退職理由ランキング」という記事を見ました。

http://news.mynavi.jp/news/2015/04/15/054/

 

当たり前の事ですが、「平成生まれ」の方々もすでに成人しております。

 

しかしながら、世の中に出ましても「不満」を身にしみて感じるところが多いと思います。

おそらく、限りない理不尽さを感じたり、もしくはツライながらも、ご両親や「家族」の為に、口に出せない悲しさを心に抱えているかもしれません。

 

 

また、就職そのものが出来ない辛さを抱えた方々も沢山いらっしゃいます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150417-00010002-nishinp-soci

 

解からない方には解かる事ではありませんが、こんなに惨めな事はないのです。

私は、進学もろくに出来ず、就職もろくに出来ませんでした。

しかし、何故か進学もすいすい出来てしまいますし、就職も難なく出来てしまう方々を見てまいりました。その方々が、普通に「まだアルバイトしてるんだ。」と話してきます。

私の個人的な視野ですが、こうした方々は、何故か恵まれています。

普通に生活をしています。

私には、まったくそれが理解できないのです。

 

社会に出れば解かることですが、頭の良い人間が、決して優れている訳ではありません。信じられないくらい取り扱いが厄介であり、もしくは「悪のかたまり」のような人達ばかりです。

結局のところ、私の場合は、仕事を進めるにあたり、つまりは現在の部下を有するにあたり、現実の苦しさを知っている方々を採用させて頂きました。

自分の目で見れば解ります。地獄を知っている人達です。

 

地獄を知らない方々とは、私的に申しますと、私がブログに投稿しました、幕府や会社を潰した方々の事です。

 

私が思う 池田長発が海外に目を向けた現実 」

http://mahakara.blogspot.jp/2015/01/blog-post_12.html

 

地獄を知っている方々は、何が何でも成功させようとします。そして、自分の経験しているスキルを多方面に発揮して業務を完遂させます。

けっして、にわか知識を大きな盾にして、自分を鼓舞することは致しません。

他人を落とし入れる事は絶対にしません。

悪口を広めることは絶対にしません。

地獄を知っているからです。

 

私の目は間違っていなかったと思っています。通常の方が来ても、知ったかぶりの自分の愚痴でごまかす人もよくいました。

つまり、礼儀すら整っていないのです。

 

こうした、私的な地獄感の経験をしている方々は、やはり独特の仕事感があります。

安易に物事に対して動じる事も無く、口もよく回り、報告と連絡と相談をかかしません。

つまり、業務上では、通常に入社した方々とは動きが違うのです。

こうした、別進化を遂げる言葉として棲み分け」という言葉がございます。

 

今西錦司博士の「棲み分け」についてです。

簡素に説明いたします。新しい「進化論」です。「生物」は、環境に対して「淘汰」されるのではなく、それぞれの環境に対して「進化」してゆく事です。

生物の世界は、その種を守る為に、別の種を淘汰する事が定説です。

しかし、実際のところは、それぞれの置かれた環境で進化をしている訳です。

「野良猫」を観察すればわかるのですが、それぞれに決まった生活のテリトリーがあります。そのテリトリーで主体的な活動を行います。

 

人間の場合も同じです。

現在はアルバイトなどで生計を立てている方々が、悔しさを持って生きているとします。しかし、そのテリトリー内で、その方は成長しています。

その方の人種的な種別を語るなら、「特殊精神を有したアルバイター」です。

その経験があり、就職してゆこうと心から思うのであれば、動く事です。

しかし、「平成生まれの退職理由」という記事から、現状では経営者の思想、もしくは上司や会社環境から逃げ出してしまう事も出てくるでしょう。

 

私はバカな思想者なのですが、こうした環境はどうにかすれば、改善できるだろうと思ってしまうのです。

棲み分け」という思想からです。

 

就職経験がないからと、自分を差別する必要はありません。私から見れば、通常業務を行っている方々の多くがふざけています。それは、他社を見てもです。大企業も含みます。それは、例えば「設計図」がデタラメであったりも何度か聞きますし、私自身の経験では、納品指示が毎回間違っていたり、発送した製品を、その会社が別の場所に発送するのに無茶苦茶な積み方をして荷崩れを自分達で起こして、こちらに2回ほど改善要求されたたり、その他も諸々多数ありますが、やはり「バカだ」と思うような事ばかりでした。

 

現在、優れた若い方々が苦しんでいるかもしれません。しかし、出来れば苦しんではもらいたくはないのです。その苦しみは続けていても、何の得にもなりません。

恨みや呪いは、相手には伝わりません。

 

私はバカな思想者なので、こうした「特殊な技能者」の社会的なグループがあって良いと思ってしまうのです。

もし、社会的な経験に不足感を覚えるなら、定年でリタイヤしている方々の協力を得て、簡単な会社でも作ってしまえば良いかも知れません。

人材派遣会社でも良いかもしれません。調査会社でも良いかもしれません。

 

私はバカな思想者なので、どうしても、今ある社会的環境が正しいとは言い切れないのです。

それは、地獄の中で生きている方々の生活が改善されないからです。

こうした方々のテリトリーが明確になり、決して1人で物事を解決しようとはせず、協力者を得ること。

協力者と言っても、ハローワークなどで決まった提示者ではなく、自分の精神と同じ隣人を探すこと。

無理に社会的な信用間に頼らずに、組織を意識してみる事。

何がお金になるのか考える事。

まだ、本当に就職しようと思うなら、飛込みで面接に行く事。

とにかく、話を聞いてもらう経営者を探す事。

 

しかしながら、私の希望は、「特殊な技能者」の社会的なグループが誕生してゆく事が希望です。

それは棲み分け」という思想からです。

悔しいことですが、まったく劣る方々でないのに、格差をつけられます。

その格差をつけている人達が、私には不思議の世界の方々なのです。

 

現在、多数の定年者がおられます。しかしながら、定年退職するなら自分から会社を起こして活動している方もおられます。

私の業務上でもかかせない方です。安いですし。

こうした社会経験のある方々と、やむを得ず「平成生まれの退職希望者」が、特定のテリトリーである棲み分け」を形成される事を希望しているのです。

 

はっきり申しまして、莫大な力を社会に吹き込むと感じます。

「有力な社会経験と知識」が、「希望の若いエネルギー」と一致するのですから。

 

あ、私も色々と物が言えると、書いていて思ってしまいました。

世の中はあまりに理不尽であると思います。

恵まれる者はますます恵まれます。

しかし、同一視してはならないのでしょう。

あれは理解できない次元の世界の方々でしょう。

 

「ビリージョエル」の曲に「オネスティ」があります。

きっと、今回の投稿した内容の核ではないかと思います。

「愛」や「協力者」を得ることは出来ても、「誠実さ」を得ることは出来ない。

そうした内容の曲ですが、これこそ、空虚で耐え切れない、今の若者を引き止めておけない闇を作る正体なのでしょう。

そして、その闇が伸びようとする若者を封じ込めているのでしょう。

 

 

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。