こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「思想カテゴリー」にて投稿したいと思います。
少しだけ「メッサーシュミット Me 163」について書きたいと思います。
今月は、第二次世界大戦時の「戦闘機ネタ」ばかり投稿しております。
本日はドイツが開発した戦闘機になります。
photo credit: Luftwaffe Gatow via photopin (license)
写真では、何となく解りずらいのですが、見た目が「タマゴ」のような戦闘機です。
しかし、あなどってはいけないのです。
まず、この戦闘機にはプロペラがありません。
そうです。ロケットエンジンで飛び立つ戦闘機です。
ロケットエンジンである為、プロペラ機など「あっ」と言う間に追い抜いてゆきます。
横から「あっ」と言う間に追い抜いてゆき、また横から「あっ」という間に追い抜くことを繰り返します。
つまり、一撃離脱を繰り返す戦闘機です。
そして、着陸がユニークで「ソリ」で着陸します。
問題は「ソリ」が不安定で、着陸ミスが出やすいのです。
その為、着陸時の衝撃により体の骨を折ってしまったり、薬液ロケット燃料が機体から飛び出て、体に吹きかかかってしまい、とんでもない火傷と、何かと癖のある戦闘機になっています。
しかも、燃料が長く持たないらしく、そうなると空中でタマゴが落ちてゆくように、敵の標的になりやすくなります。
当時のドイツ人は、色々な物を開発しましたが、この「メッサーシュミット Me 163」も、もう少し知名度があって良いと思います。
理由は、やはり存在がおもしろいのです。
photo credit: Messerschmitt Me163A, 191301, Wright Field, 1946 victory display 003920015 via photopin (license)
一見して、この機体に恐怖を感じる方は少ないのではないでしょうか。
まるで、コンパクトな自家用ジェット飛行機です。
戦時中、本当にこのような戦闘機がドイツで開発されていた訳です。
もちろん、戦果はさほど上げる事はできませんでした。
設計思想は面白いのですが、平和な時代に花開いたら良かった飛行機であると感じました。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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