こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
今回は「神様カテゴリー」にて投稿したいと思います。
この投稿以前の投稿ですが、J.S.バッハの「マタイ受難曲」を取り上げさせて頂きました。この曲は、宗教曲であります。故に、心に響くものがございます。
しかしながら、私は「キリスト教」を好まない部分がございました。
その理由は割愛いたしますが、一般的な異教徒という事で好まなかった訳ではありません。私にはやはり、パウロが引っかかっていたのです。
そして、キリストが亡くなってから訳40年ぐらいだったと思いますが、キリスト教が出来上がり始めます。
やはり、その期間ということもあり、なかなか信用が出来ないでおりました。
しかし、私は、もしキリストが生きていたとしたら、その人物像はニーチェで言う「超人」のような方であったと勝手に思っております。
強い人であったと感じるのです。
さて「ニコライ堂」ですが、実を言いますと、初めて行きました。
そもそも、行く予定ではなかったのです。
本日は秋葉原に予定がありました。しかし、遠くの方から鐘の音が響いて聞こえました。その鐘の音に、心が惹かれたのです。
今まで、ヒンズーの方やイスラムの方とは話した事がありましたが、実を言いますとキリスト教の方とは疎遠でございました。
つまり、何か嫌なものを感じていたからです。
しかし、「ニコライ堂」に勝手に入ることは出来るのだろうか。
とりあえず、入り口にお伺いしました。
そうすると、聖堂へどうぞと言われます。
そうです。見学が可能なのです。
拝観料として300円を納めて、案内書とロウソクを貰いました。
こちらの教会は「ロシア正教」になります。
「ロシア正教」は、初代教会の信仰を本日に至るまで継承している教会です。
そして特徴的なのが「イコン」でありました。
photo credit: 4/5 января 2014, Богослужение Недели перед Рождеством via photopin (license)
「イコン」とは、「ロシア正教」に見られる人物画です。
この人物画を通じて、神を自分の中に想像するのだそうです。
偶像崇拝は禁止のようですが、誰でも神様を自分の中に見出せるように、想像できるように人物画が飾られています。
例えば、キリストだけでも数点飾られていました。
しかし、この人物像は立体的ではなく平面的なのです。
理由は、偶像崇拝は禁止の為、偶像崇拝と言われない範疇で作成されているようです。
本日、ご拝観をさせて頂きましたが、普通の教会なのでしょう。
礼儀正しい常識的な雰囲気がありますし、訪れる各国の方も普通の常識人を感じました。
もちろん、勧誘もありません。
ただ見学するだけでなく、係りの方に聞けば色々と教えてくれます。
ちなみに、十字架の形も我々が知っている形とは違っていました。
「八端十字」という形でした。
こちらにホームページがございます。
興味があり、ご拝観されたい方がおられましたら、参考にして下さい。
しかし、不思議な事でした。
昨日に「マタイ受難曲」を投稿しまして、まったく予定のない「ニコライ堂」に足を入れてしまった。
「ニコライ堂」から響く鐘の音を、どうしても心から離すことが出来ませんでした。
私の他にも、ご拝観したい方を見かけました。
しかし、やはり中に入りずらいのです。
そのまま、通り過ぎてゆきました。
それは、自分が入る場所でない感じを受けるのでしょう。
しかし、入れば誰かいますし、親切に教えてくれます。
有意義で貴重な時間を体験させて頂きました。
この場を借りて、感謝させて頂きます。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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