こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
本日はジョン・デューイの言葉「道具主義」について投稿しようと思います。
私が知って貰いたい偉人に、このジョン・デューイが上げられます。
photo credit: Psychology Pictures via photopin cc
この方は、アメリカ合衆国の哲学者であり、教育哲学者でもあります。
特に力を入れられたのが、「教育」についてでした。
彼は、「プラグマティズム」というアメリカ発祥の哲学を受け継いだ方です。
私がブログ内で度々に語っています「道具主義」とは、この「プラグマティズム」発生の言葉です。
そして、この「道具主義」という言葉こそ、ジョン・デューイの言葉です。
以下のブログで、詳しく易しく丁寧に語られていました。
http://ameblo.jp/yama-kazu777/entry-11367317741.html
私がデューイの本を読んだのは、もう20年以上前の事です。その時から画期的だと思いました。
人間の思考というものを、道具として捕らえるのです。
今までの哲学ではありませんでした。
それこそ、難しい言葉を羅列して、真理を見出そうとするような作業です。
しかし、我々の思考が道具であるなら、道具の使い方を理解すれば良いのです。
科学も宗教も、人間が扱う道具です。
つまり、自発的に行動できる契機を生むのです。
こうした特性は、主に教育の面で有効です。
子供が自発的に問題の解決を行えるように教育を行うのです。
それは、社会全体にまで及ぶものです。
社会が不安定要素を持つ要因にあるのが、自発的に問題を解決できないからです。
自発的に問題を解決する事が出来るようになれば、社会は安定します。
彼の登場が及ぼした影響は、本当に大きかったと思います。
プラグマティズムという哲学の基本は「行動」という動作になります。
常に「行動」の中に、「思考」を持ってくる哲学です。
それが社会にうまく導入してゆき、しかも理解しやすい。
故に、私が進める哲学者の1人です。
プラグマティズムという哲学で有名な人物は、このジョン・デューイ以外にもいます。
それが、「パース」と「ジェームズ」です。
「パース」の生涯は気の毒だったと思います。彼は「記号学」に近い方でした。
プラグマティズム哲学の基礎の過程を作った方でしたので、日の目を見ませんでした。
いずれ、紹介できたら投稿したいと思います。
哲学は難しくあってはいけないと思います。
誰もが理解できて、良く生きる為の知恵となる事が大切です。
まさに、ジョン・デューイは、その人であったと思います。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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