「意思的な目標」は絶対に達成できません。

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

本日は「日記カテゴリー」にて投稿します。

 

これは誰でも経験のある事だと思います。

目標を立てて、それを実行してはみるけれど、うまくゆかない。

おおよそ、目標を達成できずに飽きてしまったりするものです。

 

 

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ところが、これには理由があります。

この理由は、ものすごく単純なのです。

 

人間の意思は、感情の上に成り立っているのです。

 

つまり、どんなに意思を高めて、目標にチャレンジを続けても、意識には限界があるのです。

 

何故なら、意思は感情の上に出来上がった物程度の存在だからです。

 

だから、感情は軌道に乗れば長続きしますが、意思はそうではありません。

意思はあくまで、感情のひとつの「物差し」であるのです。

だから、目標を立てるという行為までは有効に働くのです。

ところが、目標を立てた後の心理的な作用は感情がメインになります。

意思なんて、そんなものなのです。

 

もっと言いますと、熱心に血の気を上げる事も問題です。

無理をすると、能率が下がります。

それは、脳にとって、その行為が不快であるからです。

 

これは脳でなくても、理解できると思います。

無理な事や、努力というものは、本当に人間の機能を弱めます。

ところが、この一般的な作用を多くの人が理解していませんし、いまだに努力などを美化する傾向があります。

 

意思を高めて、努力を惜しまないで、目に写る目標を達成しようとする行為は、実はまったく間違っています。

 

意思を高めるのであれば、もう脳はエンジンを止めにかかります。

努力すれば、さらにストレスから活動を止めにかかります。

目標というものは、こうした状態で行えば、確実に失敗します。

 

学校でも、家庭でも、会社でも、誰でも目標を立てるでしょう。

しかし、自分に負担のかかるようであれば、それは達成は困難です。

 

よく、潜在意識の無意識に「大金」のイメージを植え付けて、成功をうながそうとしたり、成功のイメージを無意識に受け付けようとする行為がありますが、私から見れば、まず成功はしません。

 

間違いなく、何か拒絶反応か問題が起こります。

「大金」や「成功のイメージ」を扱える個人であるか問題があります。

 

目的を達成しようとするのであれば、自分に見合った事、もしくは自分が行える範囲の出来事にします。

 

それ以上は不可能です。

 

不可能を目標にするならば、目標を達成する事はできません。

徐々に目標は大きくして行けば良いのです。

 

自分に見合った程度をしっかりと理解して、それに行動を開始します。

つまり、自分をしっかりと振り返る事が大切です。

 

世の中には、様々な情報があふれています。

ふと、自分でも何か可能である気がして、大きな事に手を出してしまったりします。

もちろん、その際に目標をかかげて、それを行おうとするものです。

 

ただし、その意思は、感情の上に出来上がったものに過ぎません。

つまり、一時的な力しか持っていません。

一時的な力は、自分が思い描いているほど、長続きはしません。

かならず、ペースダウンが始まり、途絶え始めます。

それを後から感情によって補おうとしても、今度は感情が拒否反応を起こします。

感情は、自分に見合った環境範囲で動かないと、悲鳴を上げます。

その悲鳴を「努力」で補おうとすれば、ストレスに襲われます。

そのストレスを、世の中の当たり前の出来事と考えていると、自分に自分が壊されます。

壊されている事を無視していると、病気になります。

病気になったら、今度は病院で完治しようとするでしょう。

 

しかし、病気はとれません。

病気は健康でないから、その環境を好むのです。

病気に対して薬を多用すれば、ますます病気の言いなりになります。

一時的に完治しても、あなたの心には、もう一度、それを繰り返す構造が出来上がってしまっています。

 

この世界の出来事は、自分が主人公です。

その主人公は、その程度に見合った目標の中に行動する事が、何より大切な事です。

決して、意思的になってはいけません。

もしくは、世の中の常識的な意思を、真に受けてはなりません。

目標はあなたの中にある、今まで共に生活を続けてきた、あなたの構造と照らし合わせて、それが実現可能なものであるかと言う目標位置を確認する事が必要です。

 

意思を優先させてはいけません。

あなたが自在に動ける目標であり、感情が継続的に楽しく動いてくれる目標でなければなりません。

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

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