東京ミネラルショー2015 行ってきました感想です。

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

本日は「天然石カテゴリー」にて投稿したいと思います。

 

「東京ミネラルショー2015」に行ってきました。

今回は土曜日の午前中と日曜日の午後に足を運ばせて頂きました。

 

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土曜日の10時に会場へ到着しましたが、すごい人数がズラリと並んでいました。 

今回は事前に「前売り券」をセブンイレブンで購入済みであった為、会場入りがスムーズでした。

写真の「看板表示」が前売りチケット窓口。

 

チケットがない場合は、右奥のチケット売り場でチケットを購入後、会場入りとなります。

開催日当日や土曜日の10時などは、購入するのに列を作り、チケットを購入した後に、また会場入りの為に列を作る事になるので、事前にチケットを購入されていると良いかと思います。 

 

(写真は日曜日の午後4時頃の風景)

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さて、個人的な購入品を、少しだけ紹介します。

 

「グリーンアポフィライトと雲母スティルバイトと泥の共存体」

「翡翠の猿のお人形」(プレゼント用)

「クルクラの金メッキ像」(インド土着の女神様の像)

「ペルーのアルカパ人形 2匹分」(プレゼント用)

「白檀の連」(間違って購入)

 

振り返れば、確かに言える事は、まともに鉱物を購入していない事でした。

 

 「グリーンアポフィライト」も、ある意味、間違って購入しました。

 

いつも会場の1階で奥にいる、インドの「アポフィライト」ばかり売っている業者の方が、たぶんですが、2階に上がっていました。

それを知らなくて、ここで「アポフィライト」を買ってしまいました。

ここは安ですが、安いという事で、今までは個人的に感動する物はあまり見かけなかったのです。

 

「グリーンアポフィライトと雲母スティルバイトと泥の共存体」のような物があって、それを手に取ると、インドの方が「モルガナイト」と言います。

インドでは「グリーンアポフィライト」を「モルガナイト」と呼ぶのでしょうか。

 

個人的には、「モルガナイト」は「ベリル系」の鉱物だと認識しているのですが、インドの方は「モルガナイト」と説明をしました。

そう言われると、「これ未知のベリル一族か?」と思い込んでしまい、購入。

 

やってしまいました。

ただし、物は良かったので満足です。

鉱物は多種が混在していると、ダイナミックさと言いましょうか、自然を感じさせます。 

 

さて、この店で大量の「アポフィライト」を買う方を発見。きっと業者だろうけど、それを高値で売るんだろうなと思うと、少し悲しい気分になりました。

楽天などで価格をみるとビックリします。

ヤフオクでも、それはないだろうと言う価格ですね。 

 

そんな感じで会場を見渡していますと、目に飛び込んでくる魅力的な鉱物が減っている事を感じます。

   

例えば「スギ石」を少しチェックしましたが、やはり「スギライト」はメチャクチャ値段が高いです。

アホみたいな金額ですが、ある業者さんと少し話をしました。

 

「スギライト」に関しても、年々質の良い物は取れなくなっているようです。

採掘の一回目に、大量に質の良い物が出る時は良いのですが、それが続くという事がないようです。

そうした理由もあり、値段は高くなるのでしょう。

 

以前、チベットで沢山とれていた「黒水晶」についても同じような事を聞いた記憶があります。

質の良い物が採掘できなくなってきているようです。

 

さらに別の面では、一部の業者さんの運営形態が変化しています。

 

業者の「イ愛」さんは、年々「翡翠屋」のような形相になっている感じを受けます。

少し前は、大きな「ジャカレイ水晶」を看板に安く素敵な水晶が並んでいたのに。

その後、糸魚川翡翠がメインになってゆきました。

 

同様に、「水晶のトモミネラル」さんも、鉱物屋と言うよりは、アクセサリー屋という感じを受けてしまいました。

 

「近未来石屋」さんも、この流れを感じてしまいます。

「バイオス」さんも、同様です。

 

パキスタン系の業者さんは頑張っていると、改めて感心しました。

今回は購入しませんでしたが、現地から本当に良いものを運んでくれています。

(以前はゲリラなど出る地域から、鉱物を仕入れてくれたりしていました。)

 

何と言っても、普通にヒマラヤ系の鉱物です。

出来れば「シガル」「ギルギット」「スカルドゥ」など産地を表示してくれれば有り難いのですが。 

マニアはこだわります。

 

さて、お金が無い時は、素直に話します。

値段を負けてくれます。(全ての業者ではないが。)

 

「ロシア」系の業者さんのブースも、いまいち花が無いと言いましょうか、素敵さを感じませんでした。

もっと「ダルネゴルスク産」の素敵な鉱物が見たい今日この頃です。

 

しかし一転して、日本の鉱物業者は、相変わらず素晴らしい品揃えであると思いました。

この1年の為に頑張っていると、私は思っています。

 

ただ、糸魚川翡翠に関して言えば、やはり良質で安い手ごろな物を見かけない気がします。

(地元では、そんな事はないのかもしれませんが。)

 

私は今回、土曜日の10時に会場入りして、翌日の日曜日も午後からミネラルショーに足を運びました。

ごい人数の方々の来場を見まして、まだまだ鉱物人気が絶えない事を知りました。

 

ただ、個人的にですが、興奮するような鉱物に出会えません。

 

綺麗で生命力にあふれ、生き生きとした鉱物があれば、すぐに心が奪われてしまう事でしょう。

本当に、来場者の活気はあるのですが、鉱物が少なくなった気がしました。

 

小さい「ダンビュライト」を見つけたのですが、値段が30,000円以上していました。

「リビアングラス」の質も悪くなった気がします。値段はお高いですが。

「モルダバイト」も目を引くようなものは無かった気がします。

 

「水晶」は沢山ありましたが、沢山あるというだけの光景が写りました。

 

ただ、個人的には良い物が購入出来て、満足で東京ミネラルショーを終える事が出来ました。

 

最後ですが、もしも値切るなら、やはり日曜日が良いかもしれませんね。

ただ、何でもディスカウント精神は良くないと思っています。

値引きが当たり前のように、バイヤーさんに接している女性の方を見かけた事があります。

とても雰囲気が悪くなりました。

日本人は、誰でもこんな感じではないと言いたい気持ちでした。

 

しかし、もしも買えるのであれば、笑顔で接してみるのも悪くはありません。

ただ、粛々とです。

 

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

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