こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
本日は「マズローの欲求5段階説」を投稿しようと思います。
意外と知らない方が多いのではないでしょうか。
この図を見て頂けるとわかるのですが、人間の欲求を「5段階」に
分けて示しています。
この「マズロー」についても様々なブログで語られていますが、
私ならこのように「欲求5段階」を使いますよ!という所を
述べたいと思います。
まずですが、この「5段階」は大よそ、こんな感じです。
- 生理的欲求=空腹やトイレなどの、欲求
- 安全欲求=外でなくて、家の中での生活などの欲求。
- 社会欲求=社会に認められたい、という欲求。
- 尊敬欲求=尊敬されたいという欲求。
- 自己実現欲求=計画を成功させたい欲求。
この「欲求5段階」だけでは、「ふーん、そうなんだ」ぐらいにか思わないハズです。
さて、私が会社の部署内で利用する方法を紹介します。
会社は厳しい所です。みんな良く知っています。そして今年の夏も暑いです。
熱くても、私の部署以外では、勤務中に「ジュース」など買いません。
(買わせません。)
ところが、私は勤務中であろうが、冷たい「飲み物」を与えるのです。自由に与えるのです。
それは「生理的欲求」が満たされるからです。
以前にメルロ=ポンティの「知覚」についてご説明致しましたが、
「体」こそ「意識」です。
「脳みそ」以前に「体」が意識を司ります。
だからですが、まず社員の「生理的欲求」を優先させています。
「生理的欲求」が満たされているのと、満たされていないとでは「ストレス」の
度合いが違います。
それはつまり、「意識を充実して業務に当たれる」という事です。
「ストレス」を持って仕事をしていると「ミス」を発生させる確率が高くなります。
(これを罵倒や目標などの表示物ででカバーする事が出来ると思いますか?)
「生理的欲求」を満たす事は、業務上では大変大きいのです。
次に来るのが「安全欲求」です。
私の部署では、とにかく「リラックス」して業務に当たるようにしています。
何故に「リラックス」出来るかというと、私が「安全」を確保しているからです。
他部署から見れば、「あそこは好き勝手やっている」と思われているようですが、
他部署が文句を言おうが、私は気に留めません。
すでに「生理的欲求」の充実により「意識」がしっかりしている為、何故か堂々としています。
(というか、かなり「リラックス」して業務をこなします。)
「安全」を確保すと言う事は、そこの責任者は大変な労力を要しますが、
「成果」を確保する為に必要な欲求なのです。
この「安全」を知っている為、例え業務が忙しい日々(深夜2時頃)が続いても、
業務を遂行して納期を守り、朝の7時には出社して来ました。
常に「安全欲求」が確保されていない部署であるならば、
「壊滅」していたと思います。
私は、業務上では、この「生理的欲求」と「安全欲求」をうまく使っています。
これ以上の「社会欲求」と「尊敬欲求」、「自己実現欲求」は意識していません。
本当は、この3つの欲求を追及する事が大切でしょうが、何というか、
伝わらないんでよ。
部下は別に「出世欲」もないし、「会社愛」が本当にあるような気もしませんし、
「自己実現欲」なんてもっての外だなぁと感じています。
部下から何より感じる事は、私の部署がおそらく好きなのでしょう。
(勝手気ままだからでしょう。)
不思議なのですが、何故か統率感があり、結局は成果を出しています。
それは、「場所の安全」を理解しているからです。
この「場所」を守ろうとしているのです。
「生理的欲求」が満たされ、次に部下は「安全欲求」の為に「楽」を
考えるようになります。
機材(道具)を揃えて早く業務を完了させるようになります。
例を上げれば、(これは機材ではないのですが)お客様に大量の荷物を毎日発送する事になりました。
宅配便1個の値段が大量にあるのですから、出来れば「楽」をしてお金がかからない様にしたい。
そこで「ボックスチャーター便」という物があると部下から聞かされ、これを活用するようになりました。
いやー、楽ですよ。
専用の「カゴ台車」に発送品を積み込んでおけば良いのですから。
「送り状」も貼りませんし。
(「楽」を考える部下は、その積み込みさえも、業者に積ませていました。)
これが「業務」であると、私は思います。
「生理的欲求」と「安全欲求」が確立されてくると、自発的に「楽」な方向へ流れ、
その「楽」な態度が成果をもたらし始める。
とかく、組織(部署)という存在は「目標」を掲げ、これを遂行しようとします。
しかし、言葉を掲げても無意味なんですよ。(ラングとパロールより。)
個人が自発的に安全を確保する為に業務を遂行する姿をどう感じられますか?
これって普通であると思いませんか。
別に金銭の事を念頭に働いていませんよ。ただ、そこにある業務を遂行しているのです。
それも、自分たちのやり易いように「道具」を変化させながらです。
業務というものは、いかに効率よく行い成果をあげるかです。
私は、部下に対してはこのように振る舞っています。(一例ですが。)
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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