私達の意識には「元型」という物があります。

 

こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。

本日は「思想カテゴリー」にて投稿させて頂きます。

 

以前に「クラーナハ」の投稿を行いましたが、その「クラーナハ」の絵画には「エロティシズム」があります。

 

「エロ」は良い事です。

 

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エロスという行為は、最高に素晴らしい行為です。

http://mahakara.blogspot.jp/2015/11/blog-post_18.html

 

 

ただ、ここで疑問があります。

何故に「エロは素晴らしい」と感じるのでしょうか。

 

これは「エロ」だけに限った事ではありません。

 

 

「山岳信仰」に見られる人間の行為は、世界中で見られます。

「山登り」が好きな方から、「太陽」を崇拝する人まで、基本的に「山」と関わり合います。

 

 

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民族を超えて、人間が共通する「感動」を持っています。

しかも、「親」から習ったことではなく、例えば「山が好き」な方は大勢います。

 

しかも「一度、ここの場所に来た事があるような」という感情も抱く方がおられます。

 

こうした「イメージ」は、不思議ですが「誰」でも持っています。

 

この不思議な「イメージ」は、私達の意識の深い所にあるようです。

 

普段は意識していない「無意識」の中にあるようなのですが、心理学者の「ユング」は「元型」と呼んでいます。

 

人間という、誰にでも共通に獲得している心的機能です。

 

このイメージは、「DNA」に記載されている、もしくは「私達の生きる世界が鍵になっている」など、これを回答しようとすれば、このような定義になるでしょう。

 

 

さて、最近の出来事で「イジメ問題」が収束を見ません。

「福島出身」の生徒が、移転先の「横浜」で「イジメ」を受けて、考えた末に「生きる事」を考えたというニュースを見ました。

 

「福島」から来たのだから、何か「ばい菌」を持っている。

そして「国」からの「補助金」を貰っているのだから、お金があるはずだ。

 

こうした「言葉」を現わして、どうも「イジメ」が行われていたようです。

 

こうした行動は、間違いなく「太古の昔」から行われてきた事でしょう。

 

関東大震災が発生した時に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という噂が広まれば、すぐに「朝鮮人」を警察官が捉えます。

 

ここに見られる行為として「元型」があります。

 

「イジメる側」は、行動の規範に「元型」を持って接しています。

もちろん、それは「世界」という「集合的意識」によって発動しているのでしょうが、「イジメる側」の存在は、自動的に作られているのです。

 

これは、原理的には「エロ」が好きな人と同じでしょう。

 

 

ただ、ここで「元型」という「意識の底」にある人類共通の「イメージ」があると解りますと、悲劇的な「元型」に対しては「修正」をかける事が望ましい事がわかります。

 

「修正」が働いたイメージは、世界の中で「修正」が働き始めます。

 

「元型」に対して、「修正」が働き始めます。

 

この「元型」の意識は、常に私達の前に現れており、私達の動きに影響を与えています。

ただ、それが時代に対して「悪」であるのであれば、「修正」をかける事が出来ます。

 

また、この「元型」の意識がある事で、世界中の方々と意識を共有する事が出来ます。

何が「生命」に対して大切な事なのか。

 

こうした「生命」の規範を、私達は「元型」という意識として持ち歩いています。

 

 

今回は以上にしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

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