こんにちは。本日も私のブログをご覧いただき有難うございます。
本日は「思想カテゴリー」にて投稿します。
すでにアメリカ大統領に当選した「トランプ氏」ですが、ある程度の予想はありました。
photo credit: waltarrrrr Trump Protest Los Angeles via photopin (license)
私がクドイほど話しております「文化は相対する文化を排除する構造がある」という論理です。
(前投稿)
EU離脱の「イギリス」 私はこのように捉えます。(真面に信じないでくださいね)
http://mahakara.blogspot.jp/2016/06/eu.html
ここでも、文化と文化は排除しあう内容を話していましたが、同様の事実は世界中で発生します。
その理由は、どの土地にある文化も構造が同じだからです。
photo credit: eckbert.sachse Trumps mexikanische Mauer via photopin (license)
今のアメリカは白人の国です。
その白人の国が危機に感じる出来事が発生し続けて来ました。
基本的には移民問題です。
単純に、こうした事態になると文化が「孤立」を求め始めます。
世界はグローバルであっても、自国の文化を守る為に、それは文化自身が、自分を保護するかのように動き出します。
だから、「トランプ氏」でも非常に解りやすい行動が「ある民族の排除」です。
アメリカ国内の中で、「他者の文化」とは、白人でない文化です。
「文化は相対する文化を排除する構造がある」
この構造が発動したのが、今回の選挙でした。
そして「トランプ氏」に「票」が集まったのです。
さて、ニュースで「世界中に「ポピュリズム」が吹き荒れている」という言葉を聞きました。
しかし、何故に「ポピュリズム」が吹き出しているのかが大切な問題です。
(前投稿)
私の記憶にある文化
http://mahakara.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7715.html
かなり以前の投稿ですが、ここでは「グローバル」の崩壊を書いていました。
いや、「グローバル」である限り、世界中に混乱が起こり続けます。
それは、「文化は相対する文化を排除する構造がある」だからです。
そして、その時に体験する負の遺産は「影」として、多くの人達の心に投影されています。
その「影」とはつまり、「痛み」の事です。
「影」は「無意識」の内に潜みます。
「無意識」の中には、「集合的意識」と呼ばれる場所があります。
この「無意識」内の「集合的意識」が自動的に発動する事があります。
それが社会的な革命です。
これは大変なエネルギーがあるもので、日本では「小泉首相」の誕生時の頃を思い描いて頂くと、解りやすいと思います。
私が感じる限りにおいて、「トランプ氏」が当選する可能性は多分にありました。
これは「機械的」な「投票予測」などではなく、「哲学」による考察です。
では、何故、今頃こんな事を書いているのかですが。
それは、私の私生活が「しんどい」からです。
だから、ブログも投稿が出来ていません。
ただ、「トランプ氏」が当選する「理屈」は理解して頂けると思います。
そして、世界中に「ポピュリズム」が吹き荒れている事実も理解できると思います。
この「集合的意識」の考え方は「ユング」の思想です。
「無意識」内に存在する意識のひとつが「集合的意識」です。
ここが現実世界に「負」として発動しますと、それは「ピカソのゲルニカ」の絵画のように、手におえなくなります。
第二次世界大戦が、これに当たるでしょう。
今回、こうした現実が「サックリ」と発生しました。
そして、アメリカに「トランプ氏」という大統領を生み出す機会を与えました。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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